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理解は必要?簿記で「理解が重要」である3つの理由

簿記の勉強法 勉強法
簿記の勉強始めてみたけど、暗記ばっかりで楽しくないな
なにボブ?簿記は暗記だから楽しくない・・・逆に考えるんだ「暗記ではなく理解を心がければ楽しく勉強できる」と考えるんだ

 

  • 簿記って仕訳を暗記すればいいんでしょ?
  • 理解しなくても解けるけど、これでいいのかな?
  • 理解って必要?

という疑問をお持ちの方向けに、

簿記は理解が重要!

という点について解説をしたいと思います。

【初めての簿記の勉強法】簿記の勉強を始めたらまず読む記事

【理由1】使える知識が身につかない

丸暗記の勉強をしてしまうと、せっかく簿記を勉強しても、真の意味で自分のためになりません。

理解して勉強できれば、簿記を学ぶことで、「会計的思考力」「専門的スキル」の2つを身につけられることができます。

しかし、暗記に頼った勉強では、仮に試験に合格することができたとしても、そのような力は身につきません。

会計的思考力?専門的スキル?

会計的思考力

会計的思考力とは、例えば下記のような視点や思考法のことです。

具体例会計的思考力

貸借対照表を理解すると…

「資産と純資産は違う」&「大事なのは、純資産を増やすこと」ということがわかります。

簿記を勉強するまでは、表面上の資産(≒お金)を増やすことが大切と思いがちです。
しかし、本当に増やすべきは純資産です。

この視点はB/Sを理解しているからこそ身につきます。

資産と純資産(資本)の違いを理解する!(貸借対照表の解説)

損益計算書を理解すると…

「費用は必要なもの」ということがわかります。

簿記を勉強するまでは、費用というのは単なるコストという認識であるため、費用は少ない方がいいと思ってしまいます。

しかし、P/Lを学ぶと、利益は収益と費用の差額ということがわかります。
これは「費用をかけないと収益は獲得できない」→「収益を獲得できないと利益は生まれない」ということです。

つまり、「費用は利益を生み出すために必要なもの」ということがわかります。

これはP/Lを勉強するからこそわかることです。

【会計的思考】人生における大切なことは、P/Lが教えてくれる

減価償却を理解すると…

一時的に大きな支出があっても、その資金は耐用年数に渡って回収すればいいということがわかります。

簿記を勉強するまでは、目先の支出・収入に目が行きがちです。
その結果、大きな投資は躊躇したくなってしまいます。

しかし減価償却を勉強すると、目先の損得にとらわれることなく長い目で考えることができます。

上記は、会計的思考力のほんの一部ですが、どれも仕事だけでなく、自分の人生においても大事な視点です。

簿記を理解すると、このような視点を身につけることができるのです。

【会計的思考】BS思考を身につけて借金地獄を回避しよう!(簿記を実生活に応用する)

専門的スキル

簿記というもの自体が、実務で使われている技術です。

簿記を直接使う仕事に就く場合には、簿記を使いなこなす必要があります。

そのため、仕事で使うことを前提に勉強する場合には、やはり理解しておく必要があります。

丸暗記に頼った勉強をしてしまうと、せっかく簿記を学んでも、自分のためにならないのね。それはすごいもったいないことだわ
確かに、自分のために勉強してるんだから、理解しなきゃいけないね

【理由2】試験に合格するために必要

理解することは、試験に合格するためにも必要です。

暗記で合格したっていうのも聞いたことあるけど?
確かにネットにはそのような情報もあるが、そのような一部の意見を鵜呑みにするのは危ないんじゃ。合格するために理解が重要という点について解説するぞ

基本的な問題を間違える可能性がある

簿記では、似てるけど違うというものがよくあります。

典型例は小切手の取り扱いです。

  • 小切手を受け取った側は、「現金」の増加
  • 小切手を振り出した側は、「当座預金」の減少

このように、どっちの立場なのかによって使用する勘定科目が異なります。

小切手の処理を丸暗記すると、その場では暗記できたとしても、試験中に「どっちがどっちだっけ?」と、混乱する可能性があります。

暗記できた気になっても、間違えてしまう可能性があるのか

応用的な問題が解けない

最近の日商簿記検定では、応用的な問題が出題される傾向にあります。

応用的な問題とは、その場で考える必要のある問題のことです。

暗記に頼った勉強では、普段から考えることをしていないため、試験時間中に考えることができません。

応用的な問題を正解するためには、理解しておく必要があるのです。

応用力を身につける勉強法〜初見の問題で思考停止にならないために〜
実際の本試験の問題を用いて、応用的な問題に対峙した場合の思考法と、そこからわかる「センスの正体」と「センスの身につけ方」について登川の考え方を述べたいと思います。センスがないと悩んでいる方の一つの解決策になれば幸いです。

3級よりも上の資格では通用しない

日商簿記2級や、公認会計士試験といった、3級よりも上位の資格では理解を心がけて勉強しないと合格できません

上位資格へのステップアップを考えている場合には、理解が必要です。

最初に暗記に頼った勉強をしてしまうと、後々になって苦労をしてしまうんじゃ
簿記からの脱却~財務会計論を得意にするために~
財務会計論・計算で点数伸びない方の相談や質問を受けてると、「財務会計論じゃなくて、簿記を勉強しちゃってるな」と感じる時があります。特に短答では簿記的な学習法ではいくら勉強しても点数はあがらないので「簿記からの脱却」が必要です。

【理由3】楽しく勉強できない

冒頭のボブのように、暗記に走ってしまうと勉強がつまらなくなります。

うッ・・・

勉強が楽しく感じるのは、「わかる」と「できる(解ける)」が合致したときです。

暗記に走ると、できるけどわかってないという状態になります。この勉強法は、単なる暗記作業です。

このような作業的な勉強では楽しく感じようがありません。

また、丸暗記した知識を長期間覚えておくのはかなり大変です。
実際に丸暗記しようとするとわかりますが、思った以上のスピードで忘れていきます

覚えても忘れてしまうのは、かなりのストレスです。

理解しておけば、忘れるスピードも緩やかになりますし、すぐに思い出せるので、スイスイ勉強ができ楽しくなります。

暗記に走ると簿記はつまらなくなるのじゃ。逆に言えば、簿記が楽しいと感じるならば、理解できてるってことじゃ
私は簿記の勉強が楽しいわ
ルーシー、その調子じゃ!
・・・(がんばるぞ!)
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最後に

簿記は400年前に誕生し、今も世界中のすべての会社で採用されている、とてもよく出来た技術です。

そのため、理解できると楽しく感じるどころか、その仕組みに感動すら覚えることがあります。

しかし、初めて学習する際はとっつきづらい部分があるのも事実です。

ぜひ暗記に逃げずに、理解を心がけて勉強をしてほしいと思います。

簿記は「どう勉強するか」、「誰から教わるか」によって印象が大きく変わる科目です。

CPA日吉校では自分が、簿記の入門講義から会計士講座まで担当しているので、ぜひ受講してみてほしいと思います!

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勉強法
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このノーツを書いた人
nobo

会計ノーツ編集長のnoboです。
普段はCPA会計学院で公認会計士講座の講師をしながら、会計の教え方を日々研究しています。
公認会計士試験、日商簿記1級に合格済みです。

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