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収支額基準を理解する!(ヤバい会計学#1)

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登川 雄太(nobocpa

CPA会計学院 公認会計士講座 講師

ヤバい会計学とは

ヤバい会計学は、 日商簿記検定受験生向けの会計学。

簿記の学習をするうえで、知っておくべき会計理論をかみ砕いてわかりやすく解説します。

ボブといっしょに勉強しましょう!

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今回学ぶこと

ヤバい会計学第1回のテーマはズバり「収支額基準」です!

収支額基準?

これから収支額基準について、かみ砕いてわかりやすく説明します。

収支額基準って?

収支額基準とは、収益と費用の金額を、現金収支額をもとに決定しようというルール

簿記には収支額基準というルールがあります。

例えば、商品を500円で売った場合の収益はいくらでしょうか?

え、500円?

そうですね、100円でも1000円でもなく、500円です。

この500円の根拠は収入額です。

費用も同じです。
もし支出額が500円なら、費用は500円です。

すごく当たり前だ…

そうなんです。

収益は現金の増加額に基づき算定、費用は現金の減少額に基づき算定。

最終的に、純利益は現金の純増減額となる。

この当たり前の関係性を保つためのルールが収支額基準なのです。

収支額基準がないとヤバい

収支額基準がないとヤバいことがおきます。

ここからヤバい会計学の真骨頂だね

社長:我が社の売上はいくらじゃ?

部長:はい社長…500円です!すごい頑張ったんですが500円しか売れませんでした。

社長:わかっとるぞ。わしはその頑張りを高く評価しておる。おそらく1億円の価値があるじゃろう。だから我が社の収益は1億円じゃ!

これはヤバい…

これはさすがに極端すぎる例ですが、、、

なぜヤバいのか説明できますか?

そうか!収支額基準に従ってないからだ!

そうです。

そもそも収支額基準がなければ、上記のように儲けの金額を主観的に決めてします可能性があるのです。

儲かった分だけお金が増える…

この当たり前で、かつ、非常に重要な関係を保つために収支額基準があるのです。

収支額基準の使い方

収支額基準は次のように応用することができます。

問題 次の仕訳を示しなさい。

掛け売上の代金500円を現金で回収した。

借方は現金500円で、貸方は・・・売上代金だから「売上」かな。うん、こうだ!

(借)現金500 (貸)売上500

残念!
これは間違いです!

がーん

正解は、(借)現金500 (貸)売掛金500です。

あ、確かに。。

最初の方に習う基本的な仕訳ですね。

では、なぜ貸方が「売上」では間違いなのか、わかりますか?

・・・

それは、収支額基準に反しているからです。

①商品販売時の仕訳と、②代金回収時のボブの仕訳を示してみましょう。

① (借)売掛金500 (貸)売上500

② (借)現 金500 (貸)売上500

売上500が2回あがっていて、合計すると1000になっています。
しかし、現金の増加額は②の500です。

現金収入は500しかないのに、収益が1000なのはおかしいですね。

たしかに…収入額と収益が一致してない。収支額基準に反してる!だから、貸方は売上じゃダメだったのか

簿記を勉強していると、仕訳をする際に、

  • 費用かな資産かな?
  • 収益かなどうかな?

と、迷う場面がでてくることがあります。

そんなときに、収支額基準にもとづき考えてみると、答えがわかったりするのです。

最後にボブから一言

収支額基準は当たり前すぎるルールだけど、その分大事なルールなんだね!
収支額基準とは、収益と費用の金額を、現金収支額をもとに決定しようというルール
今回習ったこと
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コメント

  1. マスクド幕の内 より:

    非常にわかりやすく勉強なります。
    これからも楽しみにしてます。

    • 登川 雄太 nobo(登川雄太) より:

      コメントありがとうございます!
      そのような反応いただけて嬉しいです!

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