簿記の勉強はスポーツに例えられることがあります。
新しいスポーツを始めた当初は、まず体の使い方を覚える必要があるので、理屈を習うよりも実践することが大切です。
「野球がうまくなる本」を読むより、まずは実際に練習をする方が身につくよね
簿記もそれと同じように、まずは問題演習をすることが大切と言われます。
この理由は、簿記には「簿記特有の考え方」が多く登場するからです。
- 取引の2面性
- B/S、P/L
- 仕訳
- 勘定の仕組み
- 費用と収益の対応
などなど、これらは一種の新しい思考法です。
スポーツでは体の使い方をまず覚えますが、簿記では頭の使い方を身につけないといけないのです。
習うより慣れよってことだね
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この際に1点だけ注意点があります。
問題演習をして解けるようになり、なんとなく頭の使い方が身についたら、一度テキストを読み返すようにして下さい。
簿記は慣れも大切ですが、やはり理解も外せません。
問題演習ばかりだと、その問題は解けるようになっても、理解の上限に限界が来てしまいます。
また、暗記に頼った勉強になりがちなので、すぐに忘れてしまいます。
問題は解けても「簿記が難しい、よくわからない」という受講生は、テキストを読み込みを軽視している方が多いです。
ぎくッ
思い当たる方は、ぜひいまテキストを読み返してみましょう!
理解を深め「簿記を自分のものにする」ためには、テキストを読むことが不可欠です!
最近問題演習ばかりになってたからテキスト読んでみようっと!
解けるようになってから見返してみると、以前より深く読めるようになっていることに気づけるはずじゃ。
きっと、自分の成長も実感できることじゃろう。
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