集中して勉強するために、ちゃんと期日決めたのに、結局ダラダラ勉強しちゃった…
なにボブ?集中するために期日を定めたのにダラダラしてしまった・・・逆に考えるんだ「期日を定めたことで、ダラダラしてしまった」と考えるんだ
こんにちは!
今回はパーキンソンの法則を軸に、ダラダラ勉強からおさらばする方法について解説します!
パーキンソンの法則って?
パーキンソンの法則とは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という法則をいいます。(ウィキペディア)
簡単に言うと、「時間は、ある分だけ費やしちゃう」法則です。
例えば、「本当は1日で終わるような仕事でも、もし期日が3日後だった場合、3日かかってしまう」ということです。
とてもイメージしやすい法則ですね。
勉強にも当てはまるパーキンソンの法則
仕事も勉強も「期日までに仕上げる」という側面でいうと、本質は同じです。
そのためパーキンソンの法則は勉強にも当てはまります。
試しに、先ほどの法則の「仕事」という部分を「勉強」に置き換えてみると、「勉強の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」となります。
皆さんも、「集中してやれば数時間で終わる範囲だったのに、今日中にやろうと決めた結果、丸々1日かかっちゃった」という経験があるのではないでしょうか?(僕はよくあります汗)
パーキンソンの法則への対策
パーキンソンの法則に屈してしまうと、非効率な勉強になってしまいます。
非効率な勉強を防ぐために、パーキンソンの法則を逆手にとり効率的に勉強しましょう。
今回は3つの対策を示してみます。
対策1:時間ではなく、何をやるかを決める
「今日は5時間勉強しよう」ではなく、「今日は有価証券の問題を解けるようにしよう」と、やること自体を目標に設定してみましょう。
時間を目標にしてしまうと、その時間までダラダラしちゃいます。
であるなら、目標を「XX時間勉強する」ではなく「○○を勉強する」にしちゃえばいいのです。
勉強の目標は、長い時間机に向かうことではなく、学習内容を身につけることです。
○○を身につけようという目標を設定すると、勉強に集中することができます。
対策2:少し厳しいかなという目標を設定する
とは言っても、「いつまでにやる」と期日を定めることはやはり重要です。
この期日を定める際には、少し厳しめの目標を設定してみましょう。
パーキンソンの法則はその期日までかかるという法則なので、それを逆手にとって、厳しめの目標を設定したらそこに向けて頑張ることもできるはずです。
少し厳しめのイメージは8掛けくらいです。
例えば、1時間(60分)くらいかかりそうだなと感じた場合、その80%の50分くらいにするのがオススメです。
ただ、厳しめにしすぎないように注意して下さい。
達成できないと感じてしまうと、その目標を達成しようと思えなくなりダラダラしてしまうからです。
あくまでも「厳しいけど頑張ればイケるかも…」という目標にしましょう。
この観点で言うと、あえて勉強時間を制限することも選択肢の1つとなってきます。
(「1日勉強しよう」よりも、「午前中で片付けよう」という方が良い場合もあります)
公認会計士試験の場合
公認会計士試験は試験範囲が広いため、1日の総勉強時間を制限することはオススメではありません。
ただし、1日に複数科目勉強することで、1科目あたりの勉強時間は制限しつつ、総勉強時間は維持することが可能です。
実際、自分が受験生だった頃は、1日に複数の科目を勉強していました。
集中力が続かない…という方は、ぜひ複数科目の勉強を試してみて下さい。
対策3:目標を細かく決める
何をやるかを決めて、少し厳しめの目標を設定しても、その目標が大きすぎると良くありません。
例えば、「テキスト1冊を少し厳しめに10時間で終わらそう」とした場合、やることも時間も大きすぎるのでダラダラしてしまいます。
大きい目標は細分化して、小さな目標に分割した方がいいです。
例えば、テキスト1冊を10時間で終わらすために、第1章は30分でやって、第2章は45分で・・・
という感じで細分化していきます。
細分化することで小さい目標を小刻みに達成することができ、勉強に集中することができます。
最後に
ダラダラは勉強の敵です。
ぜひ皆さんもパーキンソンの法則を逆手にとって効率的に勉強してみて下さい。
もし、この他にも効率的に勉強するために意識していることがあれば、ぜひコメント下さい!
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