フローとストックをお風呂で説明するのは不適切!?

フローとストックの解説記事をアップしました。

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内容を簡単にまとめると、

  • フロー→水の増減
  • ストック→お風呂の水の量

そして、フローとストックの関係は、

  • フローの分だけストックが増減する

と解説しました。

フローとストックの図
ボブ(勉強中)

うんうん。お風呂をイメージしたらわかりやすかった

しかし、一見わかりやすいように思えるこの具体例、実は説明としては片手落ちになっています。

具体的には、「フローとストックの関係を説明しきれていない」のです。

ボブ(勉強中)

え?「フローの分だけストックが増加する」っていう関係でしょ?水が3リットル入ってきたら、お風呂の水も3リットル増える…

フローの分だけストックが増える、これは正しいです。

しかし、お風呂の例では、もう一つの関係性である

「フローはストックから生み出される」

ということが説明できないのです。

ボブ(勉強中)

フローはストックから生み出される…

お風呂の例では、フローは蛇口と排水口で説明しました。

蛇口と排水口による水の増減は、「元々お風呂に入ってた水の量」とは何ら関係がありません

その結果、お風呂の例では、フローはストックとは関係なく生じるように見えていました

フローとストック
ボブ(勉強中)

確かに…

ですが、会計におけるストックとフローの関係は違います。

フローはストックから生じるのです。

会計でいうフローは利益(または現金増加額)です。

そして、その利益はストックであるBSの資産から生み出されます

ストックからフローが生じる
ボブ(勉強中)

確かに利益は無からは生まれない…!資産を活用することで生じるんだ!

そのとおりです。

フローはストックから生み出されるものなのです。

お風呂の例ではその関係を説明できません。

これが、お風呂の例が片手落ちである理由です。

 ▼

とは言っても、お風呂の例が直感的にわかりやすいのは事実です。

お風呂の例でフローとストックのイメージをつかんだ上で、もう1つ、「フローはストックから生じる」という点もおさえるようにすればOKです👍

おまけ

おじさん(先生)

この記事はわかりやすかったかの?

ボブ(勉強中)

うん!もっと会計のこと学んでみたいな!

おじさん(先生)

それなら、会計ノーツの公式本がおすすめじゃ。
その名も「世界一やさしい会計の教科書」じゃ!

ボブ(勉強中)

世界一やさしい会計の教科書…

会計ノーツの公式本

会計ノーツの管理人である登川が、会計を勉強する全ての方に向けて、

  • 考え方からちゃんと説明すること
  • わかりやすく丁寧に解説すること

を心がけて、書きました。

読み終えた頃には、「よくわかって、楽しかった!」と思えるはず! 

財務3表はもちろん、簿記・仕訳、収益認識、のれん、繰延税金資産などの会計用語、会計理論、財務分析など、財務会計の一通りについて、わかりやすく、丁寧に解説します。

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この記事を書いた人

CPA会計学院で公認会計士講座の講師をしています。会計が大好きで、どうすればわかりやすく教えられるかを日々考えています。
(略歴)慶應高校→慶應大学(在学中に公認会計士試験合格)→監査法人トーマツ→CPA

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