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包括利益を解く #1 |公認会計士試験過去問

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登川 雄太(nobocpa

CPA会計学院 公認会計士講座 講師

基礎データ
分野:包括利益
論点:その他の包括利益(OCI)の算定
過去問:H25年Ⅰ(短答式試験)
ランク:重要性A 難易度A
問題

当期のその他の包括利益(OCI)を答えなさい。

  • 前期末におけるその他有価証券(A株とB株、取得原価合計1,100)の時価合計は1,250であった。
  • 当期中にA株をすべて売却した。A株の期首の評価益は売却時までに20減少し,その結果売却益は10であった。
  • 当期末におけるその他有価証券(B株、取得原価1,000)の時価は1,200であった。
解答解説


●解答
50

●解説
1.必要な知識
その他の包括利益の算定方法

2.解き方
その他有価証券評価差額金は、以下のとおりである。

前期末残高:1,250-1,100=150
当期末残高:1,200-1,000=200

∴ OCI:200-150=50

3.注意点
OCIは当期末と前期末のBS計上額の差額で計算ができます。
A株の売却に関する資料は、組替調整の額を算定する場合には必要ですが、OCI自体を算定する本問の場合には必要ありません。

一言アドバイス

「OCIはB/Sの差額」という視点は非常に基本的なものですが、中途半端に組替調整の知識をつけてしまうと忘れがちです。この視点を忘れると、本問のような問題で無駄に売却等を考慮してしまい、間違えてしまうので注意です。
大切なので繰り返します。

「OCIはB/Sの差額!」

 

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