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現金預金を解く #1 |公認会計士試験過去問

現金預金
このノーツを書いた人
nobo(登川雄太)

CPA会計学院で公認会計士講座の講師をしています。会計が大好きで、どうすればわかりやすく教えられるかを日々考えています。
(略歴)慶應高校→慶應大学→在学中に公認会計士試験と日商簿記1級に合格→監査法人トーマツ→CPA&会計ノーツ開設

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基礎データ
分野:現金預金
論点:現金のB/S計上額の算定
過去問:H29年Ⅱ(短答式試験)
ランク:重要性A 難易度A
問題

現金の貸借対照表計上額として正しい金額を1~3の中から選びなさい。
 1. 270円 2. 290円 3. 310円

・決算整理前の現金の帳簿残高は300円であった。
・金庫内に保管されていたもの
 外国通貨:2ドル(帳簿価額220円)
 他人振出小切手:50円(適切に記帳済み)
 郵便為替証書:30円(未記帳)
 収入印紙:10円(適切に記帳済み)
・決算日の為替相場は1ドル=100円
・上記のほかに修正はなかった

解答解説


●解答
3.310円

●解説
1.必要な知識
現金の範囲

2.解き方
解答の算定:300-20(外国通貨の換算)+30(郵便為替証書の未記帳)=310

現金の実査額を直接求めるようとすると、280円(※)になり選択肢に解答がありません。
よって、決算整理前の残高300を修正する方法で解答の金額を求める必要があります。

(※)外国通貨200+小切手50+郵便為替証書30=280

3.注意点
解答の310円と実査額280円がズレている理由は、問題文に明示のない現金(例えば国内通貨)が存在しているからです。
また、整理前T/Bを修正して求める方法の場合には雑損益の計上が必要ですが、本問では「上記のほかに修正はなかった」という指示から雑損益はないと判断できます。

一言アドバイス

現金のB/S計上額を求める際は「まず実査額を求める」というのが自然な解法ですが、本試験ではその解法だと選択肢がない、というケースが出題されています。ある特定の方法で解答が算定できない場合には、他の方法で算定してみるようにしましょう。

 

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