いつもいつも試験時間中に焦ってしまって凡ミスを繰り返しちゃう!どうすれば焦らずに冷静に解けるんだ
なにボブ?焦らずに冷静に解きたい・・・逆に考えるんだ「焦ってしまうのはしょうがない。その焦ったときにどう焦りをなくすか」と考えるんだ
試験はやはり緊張するものです。
合格したいという気持ちが強いほどプレッシャーもかかり、それが試験時間中の焦りにつながります。
また普段の答練では焦ったことはなくても、本試験では焦ってしまう可能性もあります。
そのため、「どうすれば焦らないか?」よりも「焦ったときの対処法」を考えておくほうが実践的だと思います。
そこで今回は実際に自分が受験生時代に行っていた対処法をご紹介します!
1.問題をとばす
焦ってしまうことの原因の第一位は「問題が解けない」です。
もし焦ってしまっている原因が目の前の問題が解けないことにあるならば、思い切ってとばしてしまうのも手です。その1問にこだわって時間を延々と浪費してしまうと余計に焦りが増します。
また、一回とばして後々になってもう一回戻ってみると意外とあっさり解けたりすることもあります。
自分の場合、財務会計論の計算は2問に1問はとばす、むしろ1周目は解く問題より飛ばす問題の方が多くてOKという気持ちで試験に臨んでいました。
「問題を飛ばすと、逆にそれで焦っちゃう」という方もいますが、自分のように「飛ばすのがむしろ普通!」というつもりでいれば飛ばしても焦らないでいられます。
2.時間より目の前の問題を解くことに集中する
焦ってしまうことの原因の第2位は「時間がない」です。
あと30分なのに解いてない問題がたくさんある…、1問に時間がかかりすぎている…
と時間を気にすると焦ります。
時間が気になってしまった場合は、「いったん時間は気にしない。いま目の前にある、その問題を解くぞ」と自分に言い聞かせましょう。
公認会計士試験は試験時間という制限がありますが、時間との勝負という試験ではないです。極論ですが、財務会計論で試験問題のうち4割を全く解かなくても、解いた6割が正解していればそれで合格ボーダーです。
みなさんが気にするべきは、時間よりも目の前の問題です。時間を気にして焦るなら、時計を伏せ、目の前の1問を解くことに集中するようにしてみましょう。
3.周りより目の前の問題を解くことに集中する
焦ってしまうことの原因の第3位は「周りを気にする」です。
自分がまだ理論問題を解いているのに周りから電卓を叩く音がする…問題が難しくて自分は手が止まっているのに、周りはどんどん解答を埋めてる気がする…
これも2.の時間と同じで、周りを気にせず、目の前の1問を解くことに集中するようにしましょう。もし周りの音が気になるなら耳栓を使うのがおすすめです。
4.問題用紙から視線を外す
ここからは気持ちを切り替えるためにできる具体的な行動です。
焦っていると視野がめちゃくちゃ狭くなり、問題文の読み飛ばしたりして解ける問題も解けなくなります。その時は問題から目を外すために、一回顔を上げるのが有効です。
自分の場合、解けそうなのに解けないぞというときは、天井をみるようにしてました。
問題から視線を外すのは、その時間(たかが数秒ですが)必然的に手が止まるので、若干の勇気がいります。
ただ試験時間中ずっと必死に考えなきゃいけないわけではありません。試験時間の中でほんの少し気持ちを切り替える時間をもってもいいんだ、と思うようにしてみましょう。
5.深呼吸をする
さらに上記と合わせて、深呼吸をするのがおすすめです。深呼吸には気持ちを落ち着かせる効果があるそうです。
天井をみる+深呼吸の合わせ技で、ヒートアップしている頭を冷やすことができるはずです。
6.飲み物を飲む
気持ちの切り替えスイッチとしては飲み物を飲むのもいいです。
自分は理論を解いたら、計算に手を付けるまえに一口飲み「よし計算を頑張ろう」と気持ちを切り替えるようにしていました。
7.トイレに行く
若干最終手段的ですが、焦って視野が狭くなりすぎている場合には、物理的に試験から自分を遠ざけるのもいいです。
自分は財務会計論の試験で、絶対に解けるはずなのになぜか解けないという問題があって焦ってしまったんですが、そこで「トイレに行ってみよう」と思い立ち、用を足してる最中に引っかかっているところを思いついたという経験をしました笑
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本気で会計士試験に合格したいと思うからこそ、試験時間中に焦ってしまう可能性があります。
試験時間中に焦ってしまうと、雑に解いてしまったり、思考がループしてしまい問題を解けなくなったりします。ぜひ今回の記事を参考にご自身の切替方法を見つけてほしいと思います。
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最後に番外編。
本試験に向けて勉強をやりきる
「自分は大丈夫。受かる」という自信は、試験時間中の焦りをなくしてくれます。
そしてその自信をつけるには、本試験までに「やるべきことをやりきる」です。
「これだけやったからきっと受かる」と本試験のその日に思えるように、残りの期間頑張りましょう!
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