前回(FAR)の体験記はこちら↓

FARに続き、BARにも無事合格しました🎉
点数は78点。なんとか合格です。
ということで、今回も合格までの道のりを書いておこうと思います。
ただ、最初に言っておきます。
今回の勉強法は、マネしてはいけません。
最初に要点をお伝えすると、
- 講義は政府会計のみ(それ以外は見ていない)
- 問題演習はMC問題のみ(TBS問題はやっていない)
- 模擬試験は受けていない
と、極限までサボってしまいました。
結果として合格はできましたが、「この方法で大丈夫!」とおすすめできるものではありません。特にTBSについては、本試験でしっかり苦労しました。合格発表当日も、本気で「今回は落ちたかも…」と思い、不安でいっぱいでした。
そんなわけで、今回は「マネしてはいけない合格体験記」としてお読みください。
前提:財務会計と管理会計の知識の貯金がある
まず、自分の基本情報を簡単に。
僕は日本の公認会計士試験の合格者で、公認会計士講座と簿記検定講座で財務会計や管理会計を教えています。なので、財務会計と管理会計についてはチョットデキル。
BARの勉強では、この知識の貯金にかなり甘えています。
そのため、US-CPAで初めて会計を勉強する方には全く参考になりません。
逆に、公認会計士試験や簿記1級に受かったばかりで、財務会計と管理会計の知識がまだ残っている方には、参考になる部分もあるかもしれません(ただ、おすすめはしませんよ(念押し))。
インプット編
BARはFARの応用編と聞いていたので、「だったらまずは財務会計をしっかりやろう」と考え、テキストのうち財務会計の分野を1周読みました。
ここで意識したのは、日本の会計基準(J-GAAP)とアメリカの会計基準(US-GAAP)の違いです。
すでに知っている内容は確認しつつ、J-GAAPと異なる部分が出てきたら、その違いをまとめていきました。
FARのときは問題集からスタートしましたが、今回はテキストから。FARの勉強で、「問題が解けるかどうかは、US-GAAP特有の論点を押さえているかどうかにかかっている」という教訓を得たからです。
ちなみに、講義は見ずにテキストだけで進めました。分からないことが出てきたら、チャッピーへ。
BARでは管理会計も出題されますが、こちらは日本の試験で学んだ知識で対応できるだろうと考え、特にテキストは読みませんでした。
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一方、政府会計については、講義を見ました。
FARの勉強では、政府会計の講義を受けず、問題演習で何とかしようとして苦労しました。今回は、その反省を活かした形です。
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まとまったインプットはここまでです。
財務会計のテキストを1周読む。政府会計の講義を見る。
その後は、問題演習に進みました。
ちなみに、BARでは「リスクマネジメント」や「ファイナンス」といった分野も出題範囲になっています。講義を受けていなかったので、そのことに気づかないまま問題演習に入り、後々苦労しました…笑
(まだファイナンスは公認会計士試験で勉強していたのでよかったのですが、リスクマネジメントはきつかった)
問題演習はUWorldのMC問題のみ
問題演習では、UWorldに収録されているAICPAの問題(過去問みたいなもの)だけを解きました。しかも、解いたのはMC問題だけです。
MCは4択問題、TBSは複数の資料を読んで計算結果などを入力する問題ですが、今回はTBSの対策を一切しませんでした。理由は、FARのときに「MC対策をちゃんとやって知識を身につければ、TBSも解けるな」と感じたからです(この結果、本試験ではTBSで苦労する笑)。
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勉強の進め方は、基本的に、
問題を解く→間違える→テキストで確認する
ということを繰り返しました。
財務会計や管理会計は、これまでの知識で対応できる部分もありましたが、苦労したのは、やはり政府会計とリスクマネジメントの分野でした。
政府会計は講義を受けはしましたが、やはりもともとの知識がないので一苦労。というか、講義を1回聞いただけでは当然に覚えられません。問題を間違えるたびにテキストに戻り、「なるほど、そうなのか〜」と確認しながら進めていきました。
そんな感じでAICPAの問題を1周し、不安なところはもう1〜2周。
そして、本試験に突入です。
ちなみに、模擬試験は受けなかったので、自分の実力がどのくらいなのか分からないまま本試験に挑みました。
(模擬試験を受けるより、復習を優先したかった)
本試験:MCはまあまあ。TBSには苦労する
いざ本試験ですが、MC問題は、問題演習に取り組んでいたこともあり、ある程度対応できました。感覚としては「8割くらい正解できたかも?」という感じ(記憶が美化されている可能性あり)。
一方、TBSは四苦八苦。そりゃ、一切練習していないので当たり前…笑
BARのTBSを解くのは初めてだったので「うわ、こんな感じで出るのか!?」とびっくり。
日本の試験では、「前期と当期の利益率を答えなさい」みたいに、ただ単に計算するという問題が一般的です。
一方、BARのTBSでは、「利益率が前年から変化しているのは、何が原因と考えられるか?選択肢から選べ」と、数字の変化を見て、その背景や理由を考えさせる問いが多く出ました。
計算方法を知っているだけでなく、資料を読み、数字の意味を考える必要がある。ここが難しかったです。
ただ、難しいと同時に、面白さもありました。「計算して終わり」ではなく、その先を考えるところが新鮮で、会計を使う面白さを感じました。
……とは言っても、本試験中なので、楽しんでばかりもいられません。
「TBSもちゃんと練習しておけばよかった〜!!」と心の中で叫びながら、問題とにらめっこしていました。めっちゃ嫌な汗をかきました。
余裕が全くなかったので、試験もあっという間です。試験時間の4時間を目いっぱい使い、時間はかなりギリギリでした。
結果は78点。なんとか合格!
こんな感じではありましたが、結果は78点でなんとか合格。
不安でいっぱいだったので、嬉しいよりもホッとしたというのが正直な感想です。
FARでは「たぶん受かっているかな」と思えたのですが、今回のBARでは「落ちてるかも」と本気で思ってました。(これ言うと、周りの人は「大丈夫ですよ〜」と言ってくれるのですが、つらかったです笑)
もし落ちたら、「講義も聞いて、問題集もちゃんと全部やろう」と覚悟を決めていました。
振り返り:やるべきことは、ちゃんとやりましょう
結果的にMC問題の演習だけで合格できましたが、今回の結果をもって、「MCだけで合格できます!」とは言えません。
財務会計と管理会計の知識の貯金にかなり助けられています。また、今回は合格できましたが、点数にはあまり余裕がありませんでした。出題内容によっては、不合格という結果も十分にあり得たと感じています。
今回の体験記で一番伝えたいのは、
「勉強は、やるべきことをきちんとやりましょう」
ということです。
- 講義を受ける
- 与えられた問題集は全部解く
- 模擬試験も受ける
これらは基本中の基本ですが、だからこそサボらずにやることが大切です。特に、今回一切やらなかったTBS問題は、ちゃんとやっておくべきだったと強く感じています。
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いまはREG(税法など)の勉強をしていますが、BARの反省を活かして、「講義は全部受ける。ちゃんと復習する」を徹底しています笑
まだ1周終わっていませんが、やるべきことをやっているという自信があり、手応えも感じています。
REGは堂々と試験に臨めるよう、頑張ります!
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