監査審査会から公認会計士試験延期の発表がありました。
短答は8月下旬に、
論文は11月上中旬に、
延期予定だそうです。
「8月論文に向けて頑張ってやる!」
という気持ちを持ってやっていた人ほど、
ショックが大きいと思います。
そんな受講生を多く知っているので、
そんな方々の気持ちを思うと、
とてもやるせない気持ちになります。
今、自分ができることはメッセージを発信するしかできません。
今回の発表を受け、
困惑し、強くがっかりしている。
そんな方へのメッセージを書いておきます。
[temp id=3]
まず、がっかりすること自体は
自然な心の動きなので、
思いっきりがっかりしちゃってください。
精神が萎えることを
無理やり我慢しようとしても、
ポキッと気持ちが折れてしまいます。
そのうえで、大事なのは、、
気持ちを切り替えること
です。
一回がっかりしたうえで、
明日には気持ちを切り替えるようにしましょう。
・・・
ですが、、、
気持ちを切り替える、、、
難しいですよね。。。
▼
ところで、試験実施日の延長ですが、
財務会計論で似たような論点がありました。
ストック・オプションの期間延長の条件変更です。
期間延長の条件変更が起きた場合、
どう考えるか?
そう。
条件変更日から心機一転リスタートですね。
▼
今回の延期も勉強も同じように考えましょう。
明日から心機一転です。
そのために具体的にやるべきことは、
目標の再設定です。
短答は8月下旬、
論文は11月上中旬
これがあなたの新しい目標日です。
「新しい目標日に向けて、絶対合格するための力をつけるには、今日から何をすべきなのか?」
を考えるのです。
「試験日が延びてしまった、、、」
ではなく、
「試験日は8月下旬・11月上中旬。それ以上でもそれ以下でもない」
と捉えるのです。
短答までは残り約3ヶ月、
論文までは残り約6ヶ月です。
試験日が延びたと考えてしまうと長く感じますが、
3ヶ月・6ヶ月という月数自体は長いものではありません。
ちょうど6ヶ月前を思い出しましょう。
今から6ヶ月前は昨年の論文発表日です。
6ヶ月はあっという間に経ってしまいます。
良くも悪くも、試験日延長は
全受験生が影響を受けます。
そして、今年の合格者数はおそらく例年と同じく1300人くらいでしょう。
受験生のうち、明日から新しい目標に向けて勉強を出来た方が
その1300人の中に入ります。
絶対に合格するためにも、
明日から前を向き、新しい目標に向けて
一歩を踏み出してほしいと思います。
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最後に、自分の好きな詩をご紹介しておきます。
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
三笠山に登る第一歩
富士山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標がその日その日を支配する。
(第一歩 後藤静香)
まず目標を設定し、
そして、その目標に向けて歩みを進めましょう。
がっかりしたまま、
目標が曖昧なまま、
歩みを進めてもいい結果はでません。
明日が新しい目標に向けての第一歩です。
萎えた気持ちで踏み出すのか、
絶対に合格してやるという気持ちで踏み出すのか、、、
その一歩一歩が合格できるか否かを左右します。
頑張ってください。
応援しています!!
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