本日は平成30年の公認会計士試験の合格発表日です。
合格された皆様、おめでとうございます!
合格者数はここ数年ずっと右肩上がりで、今年も去年より増えており、きっとまだまだ受かりやすい状況は続くでしょう。
12月の短答式試験に向けて勉強している方へ
今回は、現在12月の短答式試験に向けて勉強している方へのメッセージです。
1.12月短答合格者の論文合格率
12月短答に合格した後は論文対策に入ります。そこで気になるのが「12月短答に受かった場合、8月の論文式試験どれくらい受かるかのか」だと思います。
この点今年は12月短答合格者の8割以上が合格しました。
12月から8月までは十分期間がありますので、万全の対策をしたうえで論文に望むことができるのです。
そのため12月短答に合格することが公認会計士になれる可能性を最大限に高めることにつながります。ぜひこれをモチベーションに「絶対受かる!」という気持ちで短答に向けて勉強してほしいと思います。
2.合格者の実態
「公認会計士試験の合格者」のイメージはどういうものを持ちますか?
おそらく、しっかり勉強した結果順当に合格した、成績は優秀な受験生という、ある意味完璧な受験生というイメージを持つのではないでしょうか。
しかし実際には違います。合格者の中には、答練の度に壁にぶつかり、勉強法や点数に悩み、講師に頻繁に相談し、そして、それを乗り越えて合格した、という方が多くいます。
実際に今年の合格者の中には、模試や直前の答練で一度も合格ボーダーを超えなかった方もいます。また、この時期にボーダーまで100点以上足りていないという方もいます。
ただそれでも合格できたのは、「諦めずに勉強した」からです。合格者に共通しているのは、この諦めないという部分だと思います。
答練で点数が取れないと不安になり、だめかもとネガティブな思考が一瞬頭をよぎるかもしれません。ただそれでも「日々やれることやり、一つひとつ課題を克服しよう」という気持ちで勉強する。
これが合格するうえで大事な要素です。
いま短答に向けて勉強している人の中には、大きな不安を抱えている人もいると思います。でも今年の合格者の中には「去年のこの時期に今の自分と同じ悩みを抱えて、ただそれを乗り越えて合格した」という人がいるということを知ってほしいと思います。
3.ちなみに5月短答の合格者は・・・
もし12月短答に合格できなかった場合には5月短答を目指すことになります。5月だと8月まで3ヶ月間しかないので、論文に受かるか不安だと思います。
しかし安心してください。CPAには租税法の圧縮講義など5月短答合格者が論文に受かるための最善の教材カリキュラムがあります。
実際に今年のCPA日吉校は5月短答でも半分以上(6割くらい)受かってます。例年も同様です。なので仮に12月受からなかったとしても、8月論文は十分可能性あるということも頭の片隅に入れておいてください。(でも、とりあえず今は12月合格に向けてがんばりましょう!笑)
来年の今日、笑顔でいられるように、今日もがんばりましょう!
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