第167回の簿記1級の採点結果について、かなり情報が集まったので分析をしてみました。
(協力して下さった方、ありがとうございます!)
ただ実際のところ、わからないことの方が多いので、
この記事に書かれていることは「たぶんこうかな」くらいの温度感になります。
1つの参考情報として見るようにしてください。
また、追加の情報があれば、随時追記・修正していきます。
nobo
点数だけでなく、間違えた(or正解できた)箇所も共有してもらえると非常に嬉しいです。
目次
科目別の配点予想
商業簿記
- 1点を様々な箇所に割り振るのでなく、簡単な箇所に2点が割り振られている(問1のP/Lは多くが2点?)
- 問3(連結の金額)は配点が来てない箇所がありそう
会計学
- 第1問(語句の穴埋め)は、それぞれ配点が違う可能性あり(アは1点、他は2点?)
- 第2問(分配可能額とEPS)は、各1点
- 第3問 問1(個別の金額)は、(4)と(5)に配点が来ていないかも
工業簿記
- 問1と問2(もしくは問1のみ)は、配点かなり高いかも(5点くらいある?)
- 問3と問4は、各2点(合計6点)
- 問5の材料勘定の月末有高は2点、当月受入・当月消費は配点が来ていない
- 問5の仕掛品勘定の当月製造費用は1点
原価計算
- 第1問は、①〜⑥、⑨・⑩→各2点、⑦・⑧、⑪・⑫:各1点
- 第2問は、各1点×5箇所
得られた学び
- 問題が難しかったとしても、合格率10%になるように調整する意図を感じた
- 商業簿記の問3のように、金額が問われていても、難易度高ければ配点が来ないこともありうる
- 今回のように問題が難しかったとしても、解ける箇所を正解できれば十分合格点に到達できる
- 基礎固めを徹底して、解ける箇所をちゃんと正解する力をつけることが重要
- 問題が難しくても、試験時間の90分間あきらめずに頑張りきることも大事
コメント
コメント一覧 (8件)
初めてコメントさせていただきます。CPAラーニングの1級講義をいつも見させていただいています。
配点がきていないというのは、0点という意味なのでしょうか。
問題として出題されているのに、正解しても点数がつかないのだったら、もう解く意味がないのではないかと思ってしまいます…
採点方法が公表されていない以上、正答率で小数点単位で配点するという可能性も考えていました。難しい問題は、1点未満というのはあるかもしれません。
どちらにしても、簡単な問題を見極めて、いかにミスせず点数を積み重ねていけるかという勝負である事は間違いなさそうですね…
>配点がきていないというのは、0点という意味なのでしょうか。
はい、そうです!
>問題として出題されているのに、正解しても点数がつかないのだったら、もう解く意味がないのではないかと思ってしまいます…
配点調整は、全体の点数を底上げするような採点なので、むしろ受験生的にはプラスと捉えちゃっていいと思います。
また、そもそも本当に配点がゼロなのかどうかの確証はない&どこが配点ゼロになるか不明なので、「解ける箇所を解く」を徹底するのが一番です!
素晴らしい記事をありがとうございます。8月2日が発表なのですが、記入ミス(総平均法の総が抜けてたり、事業分離前の資本剰余金の金額足し忘れてたり)がなければ語句4問、事業分離個別6問正解だと思います。
事業分離個別に何点振られているのか分かりませんが、めちゃくちゃ怖いです。
商業簿記16点工業簿記25点、原価計算24点だと思います。重ねまして非常に優良な記事ありがとうございます。
差し支えなければ、発表後に点数の結果を教えて頂けると嬉しいです!
了解致しました!
死ぬほど記入ミスが怖いです。
今日結果が届きました。
商16会11工25原24計76でした!
CPAラーニングで勉強してきましたが、本当に助けられました!ありがとうございます!
会計学がギリギリ持ちこたえてくれましたね。
それ以外は、自己採点どおりとは、これもすごいです。
合格おめでとうございます!
ありがとうございます!