第162回日商簿記検定1級で出題された収益認識の問題を解説します!
メイン論点は返品権付き販売です。
ただ、難易度はかなり高いです。
解けなくいいレベルの難しさですが、ぜひ難問チャレンジだと思って、トライしてみてください!
問題データ
※ 日本商工会議所掲載許可済(禁無断転載)
解説動画
本問のポイントは、
「問題文は長いけど、必要ない資料も多い」という点です。
本試験という緊張感あるなかで冷静になることは難しいですが、
このような出題があった、という点はおさえておきましょう!
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〜 おまけ 〜
おじさん(先生)この記事はためになったかの?
ボブ(勉強中)うん!もっと会計のこと学んでみたいな!
おじさん(先生)それなら、会計ノーツの書籍を読むのじゃ!
\会計ノーツから生まれた本(2冊)/
こんな人におすすめ!
財務諸表の基礎から、企業会計原則、収益認識、減損、税効果、連結・企業結合などなど、財務会計の重要論点をわかりやすく、丁寧に解説してます。
ボブ(勉強中)難関試験を目指す方は必読!
こんな人におすすめ!
わかりやすい具体例を用いて、会計のモヤモヤを解消します。「1年生」とありますが、連結会計やキャッシュ・フロー計算書まで幅広く取り扱ってます。
ボブ(勉強中)会計学習の1冊目ならこれが最適!
コメント
コメント一覧 (3件)
登川先生、いつも勉強になる記事をありがとうございます。商品Yの利益率の算出について質問があります。ご解説ですと、商品Xの売価に対しての上乗せ率と商品Xの売上総利益率から商品Yの原価率を算出しておられました。この求め方をする際になぜ商品Yの原価が商品Xと同じと言えるのかが上手く理解できませんでした。一方問題文中に当期の商品Yの売上総利益率は38%とあることから、そこからも62%を求めることができます。結論は同じですがこれらのアプローチの違いにはどのような意味がありますでしょうか。
>商品Yの原価が商品Xと同じと言えるのか
これは「原価が同じと仮定して計算」しているだけです。
実際に、商品Xと商品Yの原価が同じというわけではありません。
>一方問題文中に当期の商品Yの売上総利益率は38%とあることから、そこからも62%を求めることができます。結論は同じですがこれらのアプローチの違いにはどのような意味がありますでしょうか
これは、自分が読み飛ばしていました…
問題文に利益率38%とあるので、これをそのまま使えばよかったですね。
結果的に、自分がやっていた計算は、利益率38%の裏を取ったというだけで、必要のない計算でした。
登川先生、ご回答ありがとうございます。本番はどんな情報が与えられ、何を推定しなければいけないのか分からないので、複数の観点から情報を得るすべを勉強できました。引き続き勉強になる記事を楽しみにしています。