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公認会計士試験の合格順位、結局意味あるの?

公認会計士試験の受験生の皆さん、またはこれから目指す皆さん、こんにちは!

先日令和7年の公認会計士試験の合格発表があり、1,636名の方が合格されました。
CPA会計学院からは1,092名もの合格者を輩出することができ、合格者の2/3以上がCPA会計学院の受講生という驚きの結果がでました。

自分が合格したときは20名程度しかいなかったので、すごいスケールになったなぁと実感します。

合格実績…すごいな〜

しかも、総合成績順位の1位から5位まで、CPA会計学院の受講生ということで、これまたビックリです。

ボブ(勉強中)

順位?

目次

公認会計士試験の順位について

公認会計士試験では合否だけでなく、自分の合格順位も判明します。順位は外部に公表されるものではなく、合格発表後に郵送されてくる成績表に記載されます

「順位が判明する」となると、この順位という情報に対し、多くの受験生が疑問を抱くのではないでしょうか?

  • 「順位が高いと就職に有利なの?」
  • 「低くても大丈夫?」
  • 「そもそも、順位って気にすべきものなの?」

今回は、そんな合格順位に関する疑問にお答えしていきたいと思います。

結論:「順位は関係ない」

まず、結論から言ってしまうと、合格順位が就職活動やその後のキャリアに直接的に大きな影響を与えることは、ほとんどありません

その理由を具体的に見ていきましょう。

1. 受かること自体がすでに偉業だから

公認会計士試験は、合格率10%前後という非常に厳しい試験です。その狭き門を突破し、合格を勝ち取ったこと自体が、とてつもない努力と能力の証。最下位で合格したとしても、その偉業に変わりはありません。

登川雄太(管理人)

受かること自体が本当にすごいこと!

2. 合格すれば同じ土俵。大切なのは「受かった後」

一度合格してしまえば、みんな会計士1年生。スタートラインは全員一緒です。「合格=会計士としてのポテンシャルは十分」と評価されるので、就職活動では試験の順位が深く掘り下げて聞かれることは基本的にありません。

「試験勉強の成果」は合格で一区切り。公認会計士として大切なのは、受かった後にどれだけ学び、成長し、貢献できるかです。

ちなみにかつての受講生に「論文式試験、最下位でした…笑」という方がいました(成績表みたら、本当に最下位だった笑)。その方も、普通に大手監査法人に就職していきました。

3. 試験は水物。一回の結果で全ては測れない

試験は、当日の体調や運、出題との相性など、さまざまな要因に左右される「水物」です。たった一度の試験での順位がその人の実力を完全に表しているとは限りません。

結論:「順位はおまけ」。まずは「合格」が最重要!

このように、公認会計士試験の合格順位は、どちらかというと「おまけ」のようなもの。トップ合格でも、ギリギリの最下位合格でも、「公認会計士試験に合格した」という事実に変わりはありません。

「高順位を取らなきゃいけない…」というプレッシャーを感じる必要はありませんので、試験勉強中は、「順位」ではなく「合格」にこだわりをもって勉強しましょう!

「高順位を目指すべき」と考える理由

では、「順位なんて気にしなくていい」と割り切ってしまっていいのでしょうか?

僕は、「高順位を目指すことには、大いに意味がある」と考えています。

それは、以下のような理由からです。

1. 合格可能性を最大限高めるために

上述のとおり、試験は水物です。しかも、公認会計士試験は難関試験です。合格ラインギリギリの実力では、本番で少しのミスや不運、問題との相性などにより不合格となるリスクがあります。

「上位合格を目指す」という目標設定は、結果的に「合格の可能性を最大限に高める」ための効果的な戦略となります。高い目標を設定することで、より深く、より広範な知識を習得し、不運が重なっても合格ラインは下回らない実力を養えるからです。

登川雄太(管理人)

ちなみに僕は、「100回受けても、100回合格する力を身につけよう」という気持ちで勉強してました。

2. 高い順位=高い習熟度の証

上位で合格するということは、試験範囲に対する理解度が極めて高く、応用力も備わっていることの証です。

公認会計士は会計・監査の専門家です。合格後、実務で高い専門性を発揮するためには、試験勉強で培った知識と理解が土台となります。高い習熟度は、会計士として活躍できる可能性を高めてくれます。合格後に、より自分のキャリアや可能性に直結するでしょう。

3. 「結果を出す力」が自己肯定感に繋がる

目標を高く設定し、それに向かって努力し、結果を出す経験は、その後の人生において大きな自信となります。特に、難関試験で高順位という「結果」を出せたという事実は、「やればできる」という強い自己肯定感を生み出し、その後の仕事やキャリア形成における原動力となるはずです。

4. 純粋に楽しい、モチベーション向上にも

そして、何より「上位を目指して勉強すること」自体が、純粋に楽しく、やりがを感じることができるものです。自身の成長を実感し、目標達成に向けて努力する過程は、モチベーションを高く維持する上でも非常に有効です。

まとめ:合格が最重要!だけど、高みを目指す学習は自身を強くする

公認会計士試験の合格順位について、さまざまな視点から解説しました。

  • 就職活動やキャリアにおいて、順位が直接的に問われることは少ない
  • 何よりも「合格すること」が最重要であり、まずは合格を掴み取ることが目標
  • しかし、高順位を目指す学習は、合格可能性を高め、合格後の実務で活きる高い専門性や、自己肯定感、結果を出す力を養う上で非常に有益である

まずは何が何でも「合格」を勝ち取ること。その上で、よりその可能性を高めるために、ぜひ高順位を目指して学習に取り組んでみてください。

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 おまけ 

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