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包括利益を理解する!包括利益をおさえるための4つのポイント

包括利益
このノーツを書いた人
nobo(登川雄太)

CPA会計学院で公認会計士講座の講師をしています。会計が大好きで、どうすればわかりやすく教えられるかを日々考えています。
(略歴)慶應高校→慶應大学→在学中に公認会計士試験と日商簿記1級に合格→監査法人トーマツ→CPA&会計ノーツ開設

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今回は、初めて包括利益を勉強する方向けに、「包括利益の考え方」をスライド形式で解説します!

注意本記事で説明しないこと

本記事の目標は包括利益の大枠をおさえることです。

「包括利益ってシンプルなんだ!」と感じてもらえるように、あえて内容はしぼっています。

そのため「包括利益的には大事だけど、最初の理解としては不要な部分」は意図的に説明していません。

具体的には主に以下の2点です。

  • 純利益と包括利益の関係
  • その他の包括利益
  • 組替調整

これらは別の記事で説明をします。

最初に

まず初めに、今回学ぶ4つのポイントじゃ
この4つのポイントをおさえることが大事なのね、がんばるわ!

ポイント1:包括利益はB/Sベース

貸借対照表がベース?
そうじゃ。

包括利益は貸借対照表ベースの利益

これが最大の特徴じゃ。

前期末の純資産が1,000で、当期末が1,400なら包括利益は400ってわけね。意外と単純だわ
そのとおりじゃ。包括利益は特に難しくないのじゃ
でも、利益って収益と費用の差額で計算するイメージだったけど、包括利益はそうじゃないのね
そうなんじゃ!フローには着目せず、ストックベースの利益、それが包括利益なんじゃ!収益と費用に着目しなくても計算できる分だけ、算定自体は簡単なんじゃな

ポイント2:その他有価証券評価差額金も含まれる

純資産にはその他有価証券評価差額金が含まれるから、その増加額200も包括利益に含まれるのね
包括利益の金額は、「いくら儲かったか」ではなく、「いくら純資産が増加したか」なので、その他有価証券の含み益も包括利益を構成するんじゃ。
その他有価証券評価差額金も含まれるってことは、繰延ヘッジ損益とかも?
うむ。その他有価証券評価差額金に関わらず、評価・換算差額等の増減額は包括利益になるぞ

ポイント3:持分所有者との直接的な取引は含まれない

持分所有者ってのは株主と新株予約権者のことじゃ
資本取引が純利益に含まれないのと同じように、持分所有者との取引は包括利益に含まれないのね

ポイント4:非支配株主持分への按分はしない

いま現在、包括利益は個別財務諸表では開示対象になっておらず、連結でのみ開示されるんじゃ
連結ってことは、非支配株主持分への按分が必要そうだけど、、、
それが、そうじゃないんじゃな
包括利益は「純資産がいくら増加したか」という金額なので、株主ごとの帰属先も気にせんのじゃ
なるほど、本当にB/Sの純資産の増減に着目するってことね

最後に

今回は以上じゃ。最後にもう一度、今回のまとめを確認しておこう
包括利益のイメージがついたわ!
これが包括利益の第1歩じゃ。まだまだ奥が深いんじゃが、それはまた別の機会に説明しようかの

(続く)

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